1923年創業の老舗「SHIBUSAWA PAN」は、まさにパン界のオールラウンダー! がっつり系お食事パンから、幸せ気分を運んできてくれるデザートパンまで最大80種類がそろう、おなかも心も満たしてくれるベーカリーです。
8月末にデビューしたのは、トリュフを贅沢に使った2種類のパン。一つは塩トリュフパン(216円)、もう一つはサクサク食感の塩トリュフクロワッサン(216円)と、異なるタイプです。どちらも、トリュフの芳醇な香りがふわりと鼻に抜ける上品な仕上がりで、リッチな気分も味わえます。「もう少し食べたい!」と思わせるサイズ感も心憎い演出。実際、発売から1カ月たっていませんが、すでにリピーターが続出中なのだそうです。
取材に応じてくれた専務の澁澤昌明さんの推しは「ポークフランクサルサ」(324円)。直径2.5センチという太っちょでジューシーなウィンナーを丸ごと1本、ドーンと豪快に挟んだボリューム満点の一品です。ピリッとした辛味と爽やかな酸味のハーモニサルサソースをアクセントが効いていて、重く感じることなく最後までいただけます。それでも、食べ応えはバッチリ! これ一つでかなり満足できちゃいます。
隠れた名品が「3段仕込みの超熟生食パン」(1斤583円)。生食パンというと「しっとり、もっちり、とろけるような口どけ」が思い浮かびますが、同店は「サクッとした歯切れの良さ」を目指して開発を進めました。独自の3段仕込み製法で、さっくりとふんわりのバランスがとれた理想的な食感が魅力です。ふんだんに使った北海道バターの芳醇なコクと香りがたまらない逸品。トーストしても、そのままでも美味しく、ランチだけでなく毎朝のお供にも最適です。
品揃えが最も充実するのは12時前。この時間帯に行けば、お目当てのパンにほぼ確実に出会えます。「12時前は無理〜」「絶対に食べたいパンがある!」という方もご安心を。実は、予約も受け付けてくれるんです! 電話一本で、しかも1個から受け付けてくれるのがうれしいですね。さらに嬉しいのが、店奥に隠れたように用意されたテーブル席。椅子は2脚だけの早い者勝ち特等席。焼きたてパンをその場で味わう贅沢を満喫できますよ。
『SHIBUSAWA PAN』(渋澤製パン有限会社)
◆住所:伊勢崎市緑町11-16 ◆電話:0270-25-0017 ◆営業時間:8:00〜17:00 ◆定休日:日曜 ◆駐車場:有(10台)
取材日:2025年9月
アイマップランチ特集
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