1月11日の伊勢崎市は恒例の「いせさき初市」【主催:伊勢崎商工会議所、伊勢崎市経済部文化観光課】が開催されました。
伊勢崎市本町通り周辺は、縁起だるまを買い求め、新年の開運の願う人々でおおにぎわいでした。さらに、伊勢崎名物の「焼き饅祭」や「長串焼きまんじゅう」、いせさき明治館などで様々なイベントが行われ、活気ある初市でした。
伊勢崎市本町通りを中心に毎年1月11日開かれる初市。今年は3連休の最終日ということもあり、本町通りはたくさんのお客さんでにぎわいました。
行き交う人たちは昨年のだるまを伊勢崎神社等に納め、新年に向け新しいだるまを購入します。通りは、だるまを売る商売人の皆さんの威勢の良い声が飛び交い、次々にだるまが売れて行きます。また、だるまを売るお店の反対側には、屋台のお店がずらりと並び、じゃがバターやたいやきがおいしそうな湯気をあげていました。
さらに今年は「いせさき100円商店街」もオープン!お馴染みの商店の前には、100円で買える様々な品物が販売されていました。
このイベントは県内でいせさきが初の試み。11日の正午〜夜7時まで販売されました。通りを歩くお客さんは各商店の前で足を止め、お気に入りを購入。あっという間に売り切れ、夕方にはほとんど終了していました。お客さんは品物を見ながら、お店の方と新年の挨拶を交わすなど、通りは例年にも増してにぎやかな商いが繰り広げられました。
いせさき明治館と赤石楽舎では「思い出の伊勢崎銘仙展」【主催 伊勢崎市経済部商工労働課/ 協力 伊勢崎市織物協同組合、伊勢崎市文化観光課】が10、11日の2日間に渡り開催されました。
これは、かつて全国に知られた伊勢崎銘仙を所有する伊勢崎市民のみなさん約100名の協力により、昨年約3ヶ月をかけ調査した伊勢崎銘仙を展示したもので、戦前から昭和30年くらいまでの全盛時代に作られた貴重な着物、約350点が展示されました。
展示された着物は、当時の時代をしのばせる様々な柄を配した着物で、正月の晴れ着、成人式、嫁入り道具の一つとして大切に保管されてきた思い出の品ばかり。
伊勢崎市経済部商工労働課係長の毛呂さんは「市民のみなさんや織物協同組合の皆様の協力により、保存調査することができました。所有している方は当時の懐かしく思い出していただくことはもちろん、一般の方々にも見ていただき、すばらしい我が街の伝統工芸を知って欲しいと思っています。今後も伊勢崎の伝統工芸として大切に保存していきたいと思います。」と語っていました。
「伊勢崎銘仙」の落ち着いた色や柄を想像していた記者は、現代でも着こなせる柄の数々に驚き、当時の「伊勢崎銘仙」は流行の最先端を取り入れていた着物であることを知りました。2つの会場を訪れたお客さん達も、銘仙を前に当時の思い出を懐かしんでいました。
いせさき初市は夜9時頃まで行われました。夜はちょっと寒いのですが、軒を連ねるお店の灯りがとってもきれい、通りはさらに行き交う人々でにぎやかに。最後まで、だるまを売るおじさん、おにいさんの威勢の良い声が寒さを吹き飛ばし、通りを景気づけてくれます。
さらに夜は、伊勢崎神社奉賛会「粋連」のみなさんによるお神輿の出初めが行われました。
このお神輿、実は伊勢崎神社でお清めされたお赤飯を積んでいます。そして威勢良く本町通りの交差点までやってきて、そこでお赤飯が配るのです!!
もちろんお客さんもそれをご存知。お清めされた、ありがた〜いお赤飯をいただくため、今か今かとお神輿を待っています。
お赤飯が配られると、みんな一斉にお神輿の周りへ!大勢の人々が押し合いへし合いし、お赤飯をいただきました。
こうして今年一年の商売繁盛と家内安全、無病息災を祈願し、初市の夜は暮れて行きました。
取材日:2010年1月11日 /アイマップfuru
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