景品がすごいだけじゃない!約5万枚のくじを支える、いせさきまつり大抽選会
いせさきまつりといえば、屋台にお神輿、たくさんの人でにぎわう夏の一大イベント。
子どもたちと一緒に歩いているだけでも、お祭りならではの雰囲気にワクワクします。
そんな いせさきまつりの中で、今回私が注目したのが、毎年恒例の大抽選会です。
iPadにNintendo Switch 2、金沢旅行、みんな大好き「夢の国賞」など、今年も気になる景品がずらり。
実際に会場へ行ってみると、景品がすごいだけではない私たちの知らない大抽選会の姿が。
2日間で約5万枚ものくじが使われた大抽選会。その裏側には、企業の協力や学生ボランティア、そして毎年楽しみにしている参加者たちの姿がありました。
お祭りを楽しみながら、いざ抽選会へ!
私も、子どもたちと一緒に35枚の抽選券を持って、実際に抽選会へ参加してきました。
今回はなんと、相棒として私の推し、もじゃろーも一緒です♪
屋台を眺めたり、お神輿を見たりしながら会場を歩いていると、あちこちから聞こえてくるにぎやかな声。「お祭りに来たなぁ」と感じながら、抽選会場へ向かいます。
抽選会は2日間、14時から20時まで行われました。
2日目の開始時間に合わせて会場へ行くと、すでにたくさんの人が並んでいました。その列は会場の周りをぐるっと囲んでしまうほど。家族連れの姿も多く、子どもたちも「何が当たるかな?」とワクワクしている様子です。
そして14時。
「3、2、1!」
カウントダウンとともに抽選会がスタートしました。
開始早々、次々と大物当選!
私が会場で見ていると、開始直後から次々と当選者が出てきました。
まず目に入ったのは、先頭に並んでいた男性。なんと朝9時30分から待っていたそうです!5時間近く並んでいたなんて、抽選会への相当な意気込みを感じます。
毎年参加しているという男性は、「いつも何も当たらないんですよー」と話していました。この日は44枚の抽選券を購入。私が話を聞いている間に開封した10枚ほどの中に「エバラ食品賞」が!見事当選!景品を受け取りに向かう姿を見送って、「おめでとうございます!」とお別れしました。
そして、その後も当選は続きます。
抽選開始から約5分。
iPad賞が当選!
当選したのは、赤ちゃんを連れたお母さんでした。お母さん、おばあちゃん、赤ちゃんの3世代でお祭りを楽しみに来ていたそうです。抽選会には毎年参加しているそうですが、上位賞が当たったのは今回が初めて。購入した抽選券は4枚だったそうで、まさにうれしい当選です。
さらに開始から約15分後には、金沢旅行の特賞も!
当選したのはご夫婦で、こちらも毎年参加しているそう。「今年は65枚購入。たくさん買ってよかった!」と喜んでいました。
そして、さらに驚いたのがその後。
先ほど「いつも何も当たらない」と話していた、あの先頭の男性が……
なんと「夢の国賞」に当選!さっきまで「何も当たらない」と言っていた人が、大きな賞を当てるとは!これには私も思わず「おめでとうございます!」と駆け寄ってしまいました。抽選会は何が起こるかわかりませんね。
子どもたちにも続々と幸運が!
その後も、Nintendo Switch 2や夢の国賞など、上位賞が続きました。
Nintendo Switch 2を当てたのは、友達と一緒に来ていた小学生。10枚の抽選券を購入し、毎年友達と参加しているそうです。
そして、そのすぐ後に夢の国賞を当てたのも小学生。こちらは友達と3枚購入しての当選でした。
当選した子どもたちは、景品を受け取ると嬉しそうな表情。抽選会場では、こうした子どもたちの喜ぶ姿があちこちで見られました。
抽選会の担当者さんに印象に残った当選者や出来事を聞いたところ、「小学生くらいの子どもが上位賞の景品が当たった時に喜んでいる姿を見ると、準備は大変だがやってよかったと思える。」とのこと。
その気持ち、会場にいた私にも伝わってきました。
抽選券は前売りがお得!
ちなみに……。皆さんご存じでしょうか。
抽選券となるうちわは、前売り250円、当日は300円。買うときによって値段が違うんです。せっかく参加するなら、50円お得な前売りで準備しておきたいところです。
なぜ前売りだとお得なのか。実は、前売りで買ってもらうことには大きなメリットがあるそう。
事前にうちわを売ることで大体の売り上げを予測することができ、主催者側は、抽選会の予算を組みやすくなります。そのため、できるだけ事前購入してもらえるよう前売りの値段を下げているそうです。
うちわは市内の商業施設や商工会議所で販売されていましたが、今年は前日までに多くの場所で完売となっていました。カインズさんで800本、ベイシアさんには1300本用意されていましたが、それらは全て完売。商業施設に用意されていた分だけでも5000本近くが事前購入されました。
参加する側にとってはちょっとお得。そして主催者側にとっては、事前に販売数を見込むことで、抽選会の準備や予算を考える材料になります。「来年も参加したい!」と思っている方は、ぜひ前売り券を利用してみてはいかがでしょうか。お得に参加しながら、これからも続く抽選会を応援することにもつながります。
約5万枚のくじが使われる大抽選会
今回の抽選会、実は規模もかなり大きいんです。
2日間で使われたくじは、なんと約5万枚(抽選券となるうちわの総販売数は約5万3千本)。
来場者数は1万6千人にも上りました。
これだけたくさんの人が参加しているからこそ、会場にもあれだけ長い列ができていたんですね。
また、今年は1日目の売れ行きが予想以上に好調だったため、2日目には追加で景品が用意されました。
実は、1日目は雨の予報だったので、来場者も少なく、うちわもそれほど売れないのではないかと予想していたそうです。
ところが、予想よりも多く方に来ていただけたため、景品に充てられる予算が増加。
そこで追加購入されたのが、
一般レーン
・JAの地場産野菜・畜産物詰め合わせ 4本
・ペヤング詰め合わせ 10本
・ISECAポイント5,000円分 26本
キッズレーン
・ISECAポイント5,000円分 4本
・ISECAポイント3,000円分 12本
・華蔵寺公園チケット 24本
という景品でした。
1日目の実際の売れ行きが予想を上回ったことで、2日目の景品を追加することができたというわけです。
「今年の抽選会、景品が多いな」と感じた方も多かったのではないでしょうか。
約150社が協力!企業協賛もすごい
会場に並ぶ景品を見ていると、「これ、抽選会の景品なの!?」と思うようなものも。抽選会では、企業協賛も大きな支えになっています。今年は約150社が協賛し、協賛品は約3,500個。景品と現金を合わせた協賛総額は、なんと約450万円にもなるそうです。
協賛品には、
・ルームエアコン
・ゲーミングPC
・オーダーメイドスーツ
・ウクレレ
など、バラエティ豊かなものがありました。
会場で見た「企業協賛品」の札がついた景品も、こうした企業の協力によるものなんですね。今年だけ!創立80周年の記念景品も
そして、今年ならではのポイントが、伊勢崎商工会議所の創立80周年記念の年であるということ。
抽選会の予算とは別に、周年予算として50万円が加えられ、記念景品が用意されていました。
ISECAポイントをはじめとした80本の景品。こちらは創立80周年を記念した、今年だけの企画です。「80周年だからこそ」の特別感も、今年の抽選会を盛り上げていました。
そして、気づかれた方もいらっしゃるでしょうか。実は2日目に追加された景品の総数も80個でした!80は今回の抽選会のキーナンバーになっていたそうです。
約150人の学生ボランティアが大活躍!
会場で印象に残ったのが、たくさんの学生ボランティア。くじを開封したり、受付をしたり、会場を案内したり……。私が見ている間にも、元気な声があちこちから聞こえてきました。中でも中学生たちが「こちら空いてまーす!」と明るく大きな声で案内していたのが印象的でした。
担当者さんによると、学生ボランティアは2日間で約150人。市内の高校へ郵送で案内したり、実行委員を通じて募集したりしているそうです。毎年参加してくれる学生も多く、意欲的に活動してくれている。「中学生や高校生は元気があるので、声もたくさん出してくれる。会場がにぎやかになるので大変助かっている。」とのこと。
たくさんの人が楽しむ大抽選会は、こうした学生たちの力にも支えられていました。
私も35枚で挑戦!結果は……
さて、ここまで当選者や抽選会の裏側の話を書いてきましたが……
忘れてはいけません。私も35枚のうちわを持って参戦しています。
子どもたちと一緒に、
「何が当たるかな?」
「Switch 2だったらどうする?」
「ママはゲーミングPCがほしいなぁ」
なんて話しながら、いざ抽選!
結果は……
上位賞は残念ながら当たらず!
やはりそう簡単にはいきません。
それでも、次々と当選者が出てくる様子を見ているだけでワクワクしましたし、子どもたちと「次はどんな人が当たるかな」と話したり、「当たれ~」と親子で気持ちを一つに祈れたのも楽しい時間でした。これも抽選会の醍醐味ですよね。
そして私にとっては、もうひとつ素敵な出会いが。
伊勢崎らしい「もじゃろー賞」を発見したのです!
景品は、もちろん、もんじゃセット。
ということで……
もじゃろーと一緒に記念撮影してきましたいせさきまつりを彩る大抽選会
屋台をのぞいたり、お神輿を見たり、子どもたちと会場を歩いたり。その中に「何が当たるかな?」という抽選会のワクワクが加わって、1日たっぷりお祭りを楽しむことができました。しかし、今回、実際に会場へ行ってみて感じたのは、抽選会の楽しさだけではありません。毎年楽しみに参加している人、友達と一緒に来た子どもたち、家族3世代でお祭りを楽しむ人、朝から並んで待っている人。会場を盛り上げる学生ボランティアや、協賛という形で支える企業。
約5万枚ものくじが使われる大抽選会は、本当にたくさんの人に支えられているんですね。
景品の豪華さに目が行きがちな大抽選会ですが、実際に参加してみると、「当たる楽しみ」だけではなく、たくさんの人の力で作られているイベントなんだなと感じました。
今回は残念ながら私は大物を引き当てられませんでしたが……
来年こそは!
また子どもたちと一緒に挑戦したいと思います。
もちろん、もじゃろーも一緒に。
取材日:2026年9月 市民ライター/Hoshimö
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