映画『影踏み』キャスト&スタッフ 伊勢崎市五十嵐市長表敬訪問

 

 今年11月に公開となる全編オール群馬ロケーションで撮影された“群馬発”映画『影踏み』のキャスト・スタッフを代表して、主演の山崎まさよしさん、監督の篠原哲雄さん、原作者の横山秀夫さんが映画のPRを兼ねて、ロケに協力した伊勢崎市の五十嵐市長にご挨拶に訪れるとのことで、アイマップでもその様子を取材させていただきました。

 

伊勢崎市内でも多くのシーンが撮影されました!

 『影踏み』の撮影は県内各地で行われましたが、伊勢崎では主要キャストが登場する重要な場面も多く撮影され、「日本を代表するミステリー作家の作品が群馬から映像化されて発信されるのはありがたく、伊勢崎でそのお手伝いができたことは名誉なこと」と市長。

 篠原監督からは「主要なキャストが揃っているのはほぼ伊勢崎のみで、伊勢崎の映画と言っていいくらい」と地元の人にとって鑑賞が楽しみになる嬉しいコメントがあり、「ロケでお世話になった文具店のお隣の楽器屋さんでギターを購入して、主題歌に使わせてもらいました!」と話すのは、主題歌・音楽も担当している主演の山崎さん。 

 横山さんが「夜10時過ぎになって電話が掛かってきて“今撮影やってるから”って言うんで、行ってみたり(笑)」と伊勢崎でのロケのエピソードを話せば、「明け方近くまでやってて、そのまま明け方のシーンも撮った」「あそこのベンチに座って出番を待っていた」などなど、監督や山崎さんからも伊勢崎ロケの思い出話がどんどん出てくる!

 

いつも見慣れた風景も、思っていた以上に魅力的で特別!

 ロケ地のひとつとなった“伊勢崎というまち”の印象についてお尋ねしたところ、群馬を拠点に執筆活動をしている横山さんは、「作品の元々の空気感をそのままロケ地としたことで、とてもリアルで、見ていて怖いくらい」と。

 ロケの合間に保育園を訪問したエピソードも交えながら、「こういうところだったら、親も安心して子育て出来そうなだなと思えるまち」と、現役子育て世代ならではの感想を話してくださったのは山崎さん。

 そして篠原監督は、「まち感自体ちょっと古めの建物もあり、“何気なく建っていて、それでいて味がある”そういった建物はなかなかなくて…ロケハンでこの雰囲気がいいよね!って。庶民感覚のある馴染みやすさが主要人物の住んでいる設定にぴったりで、いい感じに伊勢崎のまちが映っていると思います!」と、映画人ならではの感性で伊勢崎のまちの魅力を話してくださり、私たちが普段見慣れているこのまちも、違う目線で見ると、まだ知らない素敵な風景がたくさんあることに気付かされると共に、大変嬉しくなりました。

 

 「いまだに山崎さんを泥棒にしてしまった罪悪感があって…もう少し待っててもらえれば一級建築士になれたのに」と、新作『ノースライト』のPRもしっかり盛り込んで笑いをとっていた原作者の横山さんですが、実は五十嵐市長とは記者時代の先輩・後輩の旧知の間柄。

 笑いが絶えず、終始和やかな空気の中、映画『影踏み』表敬訪問は幕を閉じました。

 

映画『影踏み』について

 『影踏み』は、2016年に中之条町で行われた「伊参スタジオ映画祭」にゲストとして参加していた山崎まさよしさん、篠原哲雄監督、原作者の横山さんが運命的に出会い、映画化の企画がスタート、全編オール群馬ロケーションで撮影の“群馬発”映画として制作され、2019年11月全国ロードショーとなります。

 「映像化不可能」と言われていた横山秀夫原作の異色の犯罪ミステリー『影踏み』は、警察目線の犯罪小説が多い横山作品の中で、泥棒(忍び込みのプロ“ノビ師”)が主人公の異色作。

 犯罪ミステリーならではの謎解き、登場人物に見え隠れする秘密や官と民のせめぎ合いを描くヒューマンドラマに、映画ならではの演出を加えて完成したこの映画は、主演の山崎さんの「すべてがクライマックス」という言葉がふさわしいエンターテインメント作品です!

 

映画『影踏み』の最新情報

映画『影踏み』の最新情報、キャストなどにつきましては、こちらからご確認いただけます。

【公式サイト】kagefumi-movie.jp

【公式Twitter】kagefumi_movie

公開に向けてこれからもどんどん情報が更新されていきますので、今後もチェックをお忘れなく♪

 

 

取材:2019年6月5日 アイマップ/Rimika

 


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