境まちなか歴史探索クリーニング作戦50人参加

歴史を知って、まちもきれいに。さらに他文化交流も♪

境地区の歴史スポットを巡りながらごみ拾いを楽しむ「歴史探索&クリーン作戦」(主催・NPO法人アスワード)が5月24日、境赤レンガ倉庫周辺で開かれました。スタンプラリー形式でまちを歩き、地域の歴史を学びながらまちをキレイにするという活動に、小学生から大人まで50人が参加。外国にルーツを持つ人たちも多くみられました。参加者は、自分たちが住むまちの魅力を知りつつ、地域への親しみを深めていました。

 

歴史を知ってまちに愛着

この催しは、地域の歴史を学びながら、まちそのものをきれいにするという、まち歩き型の清掃イベント。日本人住民と外国ルーツ住民の交流を育むほか、ごみの分別や出し方も学ぶという目的もあります。昨年初めて開催し、好評だったことから今年も実施しました。

 

朝まで降っていた小雨は開会式が始まるころには上がりました。強い日差しもなく、まち歩きにはぴったりのスタートとなりました。

 

発着点は、境赤レンガ倉庫。参加たちは地図を見ながら、買場通り、商家斎藤家、嵯珂比神社、織間本陣跡、絹の館を巡りました。それぞれのポイントでは、学生のボランティアスタッフが建物や地域の歴史についてわかりやすく説明。話を聞くとスタンプがもらえる仕組みで、子どもたちは「次はどこ?」と地図をのぞき込みながら楽しそうに歩いていました。

 

かつて絹産業で栄えた買場通りには、今も昔の面影を残す建物や商店が点在。商家斎藤家の前では「何を売っていましたか?」「いつごろまでお店が開かれていましたか?」などさまざまな質問が寄せられました。「昔はたくさんの人でにぎわっていたんだね」と親子で興味深そうに語り合う姿も見られ、参加者たちはまちの歴史を身近に感じていました。普段何気なく通っている道にも、新しい発見がたくさんあったようです。

歩くことで見えてきた「ごみ」

一見きれいに見える道路も、歩きながら目を凝らすと、道端にはたばこの吸い殻やお菓子の包みが落ちていたり、草むらには空き缶やペットボトルが隠れていたりと、さまざまなごみが見つかりました。

「みんなで拾うと楽しい」「慣れてくるとごみが見つけやすくなる」と話しながら、大人も子どもも楽しそうに活動する姿が印象的でした。共に歩きながら歴史を学び、ごみを拾う中で、自然と人と人との距離も縮まっている様子でした。

終着点の赤レンガ倉庫前では、市資源循環課の職員がごみの分別をサポート。「みなさん、しっかり分別できていました。ごみの量は昨年と変わりません」と話していました。

家族で参加した境小1年の男児は「歴史のお話が面白かった。ごみもいっぱい拾えた」とにっこり。1人で参加したという外国にルーツを持つ5年生の児童も、「毎日見ている場所でも、知らなかったことがたくさんあって発見になりました。また参加したい」と笑顔を見せました。

 
 

イベント終了後も続く楽しみ

イベント終了後には、赤レンガ倉庫周辺で縁日を開催。子どもたちは射的に夢中になり、会場には元気な笑い声が響いていました。キッチンカーにも多くの人が集まり、歩き終えた参加者たちは食事や休憩を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごしていました。

問い合わせ先

NPO法人アスワード


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取材日/2026年5月 e塚


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