グルメ・ランチ特集Vol. 262 伊勢崎市富塚町『土鍋ごはん 太右衛門』さん
心もお腹も満たされる、贅沢な時間で自分を慈しむ絶品「御膳」
土鍋で炊き上げるご飯と、選び抜かれたお茶やおかずを自由に組み合わせ、自分だけの一膳を楽しめる『土鍋ごはん 太右衛門(たうえもん)』さん。ゆったりといただく絶品ご飯、おかず、ご飯のお供と逸品がそろいます。豊かな時間とあたたかなおもてなしに、心まで満たされます。オープンから1年、評判の同店を訪れました。
待つ時間さえも愛おしい、自分だけの「オリジナル御膳」
席に着くと運ばれてきたのは、ウェルカムティー。「ほうじ茶」とのことですが、いきなりほうじ茶の概念がガラガラと音を立てて崩れ落ちます。透き通った飴色の美しさにうっとり。今まで飲んだことのない芳醇な香りと、スッキリとした味わいにびっくりです! 聞けば、京都のお茶の老舗、一保堂茶舗さんのものだそう。入れ方には同店独自のレシピがあるとのことで、そのひと手間からも特別感が伝わってきます。そして「このお茶を柱にメニューを構成しているので、すべてに渡って品質を落とすことができないんですよ」とオーナーの渡辺さん。そ、それはもう期待、爆上がりですっ!
決まったメニューがないのが、太右衛門さんの特徴。土鍋で炊いたごはん、小鉢、香の物、汁椀からなる「基本の御膳」。ここに、老舗・玉木屋の佃煮や洞爺湖サミットで採用された文志郎の鹿角納豆、伊勢崎産の「とろろ」などの「ご飯のお供」、焼き魚やお肉料理などの「おかず」を3品以上組み合わせて自分好みの御膳を作ります。全国の老舗・名店、そして地元伊勢崎産の農産物がズラリ。渡辺さんが「食のセレクトショップ」と称するのも納得です!
どれもみんな、美味しそうで「今日はどれにしよう」と迷ってしまうのですが、それさえ楽しく感じます。
「会話」が最高の調味料。こだわりが詰まった温かな空間
お米は、五つ星お米マイスターが厳選したブランド米。選び抜かれた銘柄の中から日によって違う銘柄のものが登場します。すべて「精米してから1週間以内」のものしか使わないという徹底ぶり。そのお米をやさしく研ぎ、土鍋で炊いてくれる様子が眺められるカウンターは特等席です。
やがて目の前の土鍋からは、もくもくと真っ白な湯気が優しく立ち上り、あたり一面にお米の甘い香りが広がります。ご飯が完成していくのを待つ時間もご馳走。渡辺さんいわく「炊きたて熱々よりも、少し落ち着いて人肌くらいになった方が、お米本来の甘みや粘りがより強く感じられる」のだそう。一粒一粒が立った、究極のご飯に出会えます。
伊勢崎では珍しい朝6時から営業する同店のコンセプトは「日本最高峰の朝ごはん」。早起きして極上の朝ごはんを楽しむのも素敵です。通し営業をしているため、遅めの朝ごはん・早めのランチにもおすすめ。あわただしくご主人や子どもさんを送り出したママが、自分のためにと訪れるママも多いそう。わかるな~、そのママの気持ち♪
手渡されるメニューよりも、実は、裏メニューの方が多いというのも同店の楽しいところ。オーナーとの会話の中から、どんどん隠れた情報がこぼれだしてきます。…ということで、続きは行ってみてからのお楽しみ、としましょうね。
帰り際にかけられる「おそまつ様でした」。最近ではあまり耳にしなくなったこの一言が、心にふわりと染み込み、あたたかく幸せな余韻を残してくれました。
店舗情報
『土鍋ごはん 太右衛門』
◆住所:伊勢崎市富塚町278-17
◆電話:0270-71-8598
◆営業時間:6:00 - 14:00 ※夜は予約制
◆店休日:不定(インスタをチェック)
◆席数:カウンター4席、個室2(席数は個室4〜5席×2)、お座敷3卓(12〜20席)
◆P:12台(最大)
取材日:2026年1月
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