経営者の輪Vol.284 S-ActivationのCEO「鈴木琢斗さん」

経営者の輪Vol.284 S-ActivationのCEO 鈴木琢斗さん

今回、お話を伺うのは、S-ActivationのCEO・鈴木琢斗さん。テレビや雑誌、ウェブに登場するなど各方面から引っ張りだこで大忙しの鈴木さんに、働くことの面白さ、大きな夢について伺いました。


プロフィール

鈴木 琢斗(すずき・たくと)さん

伊勢崎市出身

伊勢崎市在住





 

高校2年生で飲食店の店長代理に大抜擢

鈴木さんが初めて働くことを経験したのは、高校生のとき。飲食店のアルバイトで、週に6日から7日はシフトに入っていて、まさにバイト漬けの毎日だったと言います。そして高校2年生の時には、店長代理に抜擢。スタッフのシフトを組んだり、指示を出したり、マネージメントもするようになりました。「自分の頑張りが数字になって見えることで、仕事って面白いと思うようになりました」と笑顔で話します。なんとも頼もしく立派な高校生! もはや高校生の域を超えていますが…。そして、このときにはすでに「将来は起業したい」と思うようになっていました。

 

3年間、同じ店でアルバイトをし、高校卒業後はアミューズメント会社へ就職します。「バイト時代の経験が生きました」と鈴木さん。新入社員の誰よりも早く仕事を覚え、早々にホール管理を任されるようになりました。

 

ご自身を「ラクをしたいタイプ」という鈴木さん。そのためのコツは、周りの人に仕事を覚えてもらうことです。「自分がラク」とは言いますが、同時に効率的に仕事を覚える周りの人もスキルアップ。その分、会社の成長スピードもアップ、とみんなに良い結果をもたらします。

 

入社して2年目、転機が訪れます。元上司の紹介で知り合いが、土木建築の職人を探していると言う話を聞いたのです。太陽光パネルの設置、道路の舗装工事、工場に代表される大型建造物の屋根の張り替えなど多岐に及ぶ仕事内容は、いろいろな経験をしたい、いろいろなことを世界を見てみたいと思っていた鈴木さんにとって、魅力的に映りました。「面白そう」と、早速転職。今まで経験したことのない職人の世界へ足を踏み入れました。

 

もっとも変わったのはライフスタイルです。アミューズメント会社での仕事時間は、夕方から深夜まで。転職先では、逆に朝が早くて夕方には仕事が終わります。「働くのが好き」という鈴木さんは、次第に夕方以降の時間を持て余すようになっていました。そこで、夕方からは居酒屋さんでアルバイト。日曜日は以前お世話になっていた飲食店で再び働き始めたのです。

 

そんな中で鈴木さんが気づいたのは「人と接することが好きな自分」でした。そして高校生の頃に芽生えた独立したいという夢。この2つを同時に叶えるには? と考えるようになりました。


挑戦した新たな境地で初の挫折を経験

そんな時、新たな転機が訪れます。アルバイト先の居酒屋でたくさんの人から可愛がられ、「お料理を持っていくとそこで話に花が咲き『なかなか帰ってこないな』と店長から笑われていた」という鈴木さんですから、いろいろな人から引き抜きの声がかかりました。中でも熱心に声をかけてくれたのが、エクステリア会社の会長と社長。鈴木さんに求められたのは営業職です。初めての職種ですが「営業を覚えれば、高校生の頃からの夢だった独立が近づくかもしれないと考えました」と振り返ります。

 

そこで思い切って転職。新たなスタートを切りました。この会社の営業は飛び込みです。全く知らないお宅のドアを叩くところから始まります。最初は社長が一緒についてくれましたが「後にいられると落ち着かない」と2週間後には1人で回るようになったそうです。

 

そして1ヵ月後。早くも8件の契約をいただきました。同社の契約までのフローは、まず営業さんがお客様との打ち合わせの約束をとります。次に打ち合わせをして、ご提案。見積もりを納得していただいた上で契約となります。

2ヶ月目には12件の約束にこぎつけた鈴木さん。1ヵ月目は打ち合わせに社長が同行してくれましたが、2ヶ月目は自分でやりたいと1人でお客様先に向かいました。ところが、最終的には1件も契約にいたりませんでした。「さすがに落ち込みました」と表情を曇らせます。

 

この時、何が悪かったのか? をとことん考えました。行きついたのは、説明に終始していたということ。形のないものを販売するエクステリアのお仕事は、お客様が想像できるような形スタイルや付加価値を語る必要があるということに気づくのです。

 

こうして、少しずつ自分の考えた方法でチャレンジを続けたところ、1年足らずで会社の売り上げの半分以上を占めるように。金額は、億単位とまで及んだそうです。

「最も嬉しいのは、契約をいただく時」とニッコリ。それまではお客様が知らないうちにご自身でつくっている「見えない壁」を、契約になった途端に取り払い、距離がぐっと近くなるのだそうです。近づいた距離は、信頼の証。真のお付き合いの始まりです。

 

3年目、会社を離れ、いよいよ独立を決意します。年齢もひとつのブランド、と考えていた鈴木さんは、早い時期に起業したかったのだそうです。


資金0で起業。今ではメディアからも注目の存在に

ここでも「まったく0からのスタートでした」と鈴木さん。起業の経験がないのは当然のことながら「持っていると使ってしまう」タイプで資金も0。

最初の仕事は、砂利を敷くことでした。受注金額は20万円。材料費を引いて手元に残った3万円でパースを描くための文房具を購入したそうです。

 

「CADを使うのが一般的ですが、そこまでお金がなくて」と苦笑しながらも、どこか楽しそうな鈴木さん。物事を大変、と思わずに、楽しめるのは鈴木さんの強みです。

パースの描き方は、独学。ネットを見て学んだそうです。そして、CADが買えるようになってからもしばらくは手描きを続けていたのだとか。鈴木さんの思いがこもったパースは、お客様からも好評だったそうです。

 

独立後、外構の仕事を中心に飛び込み営業を続け、管理まで一人で担当していた鈴木さん。幸いにも契約は途切れることなく、仕事はどんどん増えていきました。気を付けていたのは、契約率を上げること。心掛けているのは、提案のときにお客様の本心を引き出した上で、先々を見据え「自分ならではの提案」をすることです。提案や施工など、クオリティには絶対の自信を持つ鈴木さんは「価格で競争をしようとは思わない」ときっぱり。提案を勧めるうちに、お客様は笑顔が増え、これから形作る外構に期待を高めます。

 

設立3年目に、目標だった成約率100%を達成。会社の仲間も10人に増えました。これからは「興味のある美容、アパレル、飲食も手掛けてみたい。コンサルタント業も取り組みたいですね」と意欲的です。どれもきっと叶いそうです。

 

そんな鈴木さんにメディアも注目。東京MXで3月には対談が、6月には密着取材の様子が放映される予定です。また、3~4月に、ビジネスの在り方を発信する社会人向け総合メディア「Qualitas(クオリタス)」での掲載も決まっています。26歳になったばかりの鈴木さん。これからの活躍に目が離せません。


企業情報

S-Activation

 

伊勢崎市宮子町3601-5

◆TEL/0270- 30-1139

◆創業/2019年4月

◆従業員数/10人

◆営業時間/10:00~20:00

◆休日/水曜

◆業務内容/建設全般



 

取材日 2022年2月
 

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応援します商売人!
今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ!

あのお店・会社のあの人を連載で御紹介します。
アイマップでは連載企画として、「応援します商売人!今こそフロンティアスピリッツを発揮せよ」と称し地域の企業人・オーナーさん達をご紹介していきます。 また次の方は、ご紹介を頂くという経営者の輪方式をとらせて頂きます(笑) この企画を通じて、少しでも地域の皆さんに地元のお店や企業、そしてそこで働く人達を知って頂ければ と思っています。またそれが僅かでも売上増やビジネスチャンスに繋がれば幸です。

ご注意:本記事は上記の日付をもとに作成しています。実際にお店等に行く方におかれましては、事前に電話等で確認してからお出かけ下さい。記事と情報が異なる場合、imapは一切責任を負いませんのでご了承下さい。(記事と情報が異なる場合もありますので ご了承下さい。)


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